人気ブログランキング | 話題のタグを見る

私的文化財

sohken.exblog.jp
ブログトップ

富士の山ビエンナーレ【成果発表展】

◼️『成果発表展』@イケダビル
2月14日(金)〜16日(日) 10時〜17時

2019年9月から2020年2月にかけて、富士の山ビエンナーレレジデンス事業に選出された吉野翔太郎・Kawo・西原尚3名のアーティストがイケダビルに滞在し、この地のリサーチを行い作品を制作しました。この3日間は作品の展示と発表を行います。

富士の山ビエンナーレ【成果発表展】_e0171785_13432108.jpg
富士の山ビエンナーレ【成果発表展】_e0171785_13465621.jpg
富士の山ビエンナーレ【成果発表展】_e0171785_13432762.jpg
2月15日は、13時より西原尚とワークショップ参加者による創作発表があります。
富士の山ビエンナーレ【成果発表展】_e0171785_13432496.jpg
◼️『富士の山現代アートをかたらう会 FGAK』
2月15日(土) 15時〜17時
講演内容「アートと地域の可能性」

第1回目の富士の山ビエンナーレ2014ディレクターで現在中之条ビエンナーレ総合ディレクターの山重徹夫氏に、講演いただきます。
この機会にみなさんでこれからの地方芸術祭のあり方を考えていきましょう。
富士の山ビエンナーレ【成果発表展】_e0171785_13431557.jpg
富士の山ビエンナーレ【成果発表展】_e0171785_13431887.jpg


# by yamazakisohken | 2020-02-14 13:49 | 地域文化財

富士・旧加藤酒店

県東部の行政職員でつくる「横議横行の会」が18日、富士市内で勉強会を開きました。
約20人が富士本町商店街で最古とみられる建築物で国登録有形文化財の「旧加藤酒店」を訪れました。

富士・旧加藤酒店_e0171785_09401572.jpg

旧加藤酒店に詳しい弊社所長が講師を務め、明治期以降、製紙業の発展とともにできたまちの歴史や建物を解説。各種法令上の規制の中、活用が進まない実情を説明し、火気に配慮した活用策の意見を求めました。

富士・旧加藤酒店_e0171785_09234693.jpg
加藤酒店は大正時代に創業し、1997年に廃業しました。1931年(昭和6年)に建設された現在の木造2階建ての建物は1階店舗部分には量り売りの設備が残り、2階にはしっくいで装飾された洋室などがあります。

富士・旧加藤酒店_e0171785_09310563.png
富士・旧加藤酒店_e0171785_09312077.png
富士・旧加藤酒店_e0171785_09401265.jpg
内部を見学した職員は、1階の風情を生かしたバーの開店や、欄間など造りの凝った2階和室では多様な人が集う会合の開催などを提案していました。
富士・旧加藤酒店_e0171785_09485148.jpg
一部画像・文提供:静岡新聞
新聞記事はこちら(https://www.at-s.com/news/article/local/east/728381.html?fbclid=IwAR3_2hGJaYA0)








# by yamazakisohken | 2020-01-23 09:49 | 地域文化財

Fujinoyama ART HUB 2019 参加アーティストのご紹介3

Fujinoyama ART HUB 2019 参加アーティストのご紹介3_e0171785_09093297.jpg
西原 尚

1976年生まれ
1988年東京外語大学中途退学
2009年東京芸術大学音楽環境創造科卒業
2011年東京芸術大学先端芸術表現専攻終了


大学では音楽音響技術を、大学院ではメディアアートを専攻した西原は、音を主軸にした制作とパフォーマンスを行うアーティストです。音を鳴らすために必要となる「体」や「物」の関心から、美術や音楽を横断した活動を展開しています。国内外の展覧会やパフォーマンスイベントへも多数参加。FAHでは、音を通して「富士」を考える取り組みを行う予定です。



「音を通して富士を考える」
皆さんが暮らしている富士について、様々な角度から味わいなおしてみたいと思います。参加者とともに、町の音、騒音、特徴のある音、誰も気にしない音・・・こうした音について話したり録音したりしていく過程を経て、参加者と協働で作品を作り上げていく予定です。短期間のクラブや同好会のような集まりになればと思います。

Fujinoyama ART HUB 2019 参加アーティストのご紹介3_e0171785_09093770.jpg

アーティスト滞在予定

11月末~1月


# by yamazakisohken | 2019-10-17 09:18 | 地域文化財

Fujinoyama ART HUB 2019 参加アーティストのご紹介2

Fujinoyama ART HUB 2019 参加アーティストのご紹介2_e0171785_09323289.jpg
Kawo a.k.a Sushijojo

アーティスト滞在予定
9/24~10/24

フリーランスデザイナーとして活動する傍ら、世界各国でアニメーションによる映像作品の発表を行っています。また、単なるアニメーションにとどまらず、空間全体を使ったインスタレーション作品の発表も行っています。

kawoによって生み出されるアニメーションには、カラフルかつポップに描かれた人や動物たちが登場します。しかし描かれている人やものはどこか無表情で、とらえどころがないように見えます。
現代社会は様々な娯楽や誘惑が存在します。私たちの感情を揺さぶることは、経済活動において重要なことだといわれています。人々の無意識や自然な姿を淡々と描く作者のアニメーションは、娯楽や誘惑を通じて人々の感情を消費させようとする現代社会への、作者の無言の抵抗に見えます。

2015年に自主制作したショートアニメ「ソウル・ウォーカー」が権威あるアニメーションフェスティバル「ottawa International Animation Festival 2016」に選出されたことをきっかけに、世界中で活動を開始しました。アートストリーム(日本)、Macau city fringe Festival(マカオ)、Taipei Fringe Festival(台北)など世界中で活躍の幅を広げています。
ここ静岡では川根本町アートフェスティバル(日本)へも参加しました。

Fujinoyama ART HUB 2019 参加アーティストのご紹介2_e0171785_09323795.jpg




# by yamazakisohken | 2019-10-11 09:43 | 地域文化財

Fujinoyama ART HUB 2019 参加アーティストのご紹介1

Fujinoyama ART HUB 2019 参加アーティストのご紹介1_e0171785_12562343.jpg
吉野祥太郎

東京造形大学美術研究領域修士課程終了
S.Y.P Art Space,Artist Run Gallery&Lab代表
studio es Art Class代表


吉野は「土地の記憶」を表現します。2005年から各地で行っている制作活動(タイトル:その土地の土を汲む)では、地域への入念なリサーチをもとに「地面を持ち上げる」作品を制作しました。彼にとって地面とは、ただの靴の裏にある土の塊ではありません。これまでの長い人の記憶や歴史、行為の結果が堆積したものの象徴として存在しています。彼は作品の中で、人々足元にいつもあり普段意識することのなかった記憶や歴史の堆積物を、優しく持ち上げて観客へ提示します。

Fujinoyama ART HUB 2019 参加アーティストのご紹介1_e0171785_12555476.jpg
アーティスト滞在予定
   
9/22~10/23


 

# by yamazakisohken | 2019-10-10 13:11 | 地域文化財